夏に増える皮膚病。体のかゆみの原因

夏に多い皮膚病として、非感染性と感染性の皮膚病があります ・非感染性:虫さされ、かぶれ、○○炎、○○まけ、湿疹、蕁麻疹、あせもなど ・感染性:水虫、たむし、おでき、とびひ、にきび、怪我の化膿など 今回は、この中でも、非感染性についてみていきます ○虫さされ 蚊やブヨ、ハチ等が原因でかゆみや腫れ、赤みがでる ⇒ステロイド剤を使用します。 ○手湿疹 水や洗剤、紙などを使用する事で、手の皮脂膜が落ち、バリア機能が弱まり、外部からの刺激に弱くなる ⇒ステロイド剤+手の保護剤を使用します ○あせも 汗の出口に汚れや皮脂が詰まる事で炎症がおこり、症状がでる ⇒ステロイドを使用します。ジュクジュクなど水分があるのであれば、酸化亜鉛の配合剤、掻きむしっているなら、抗菌剤を使用 ○くらげ 夏の徴的ですね。 クラゲに刺された場合は、先ずは、触手を取り除きます そのご、海水でよく洗うのがポイントです。水ではなく海水です 良く洗った後は、ステロイド剤を使用します ○毛虫 先ずは、ガムテープなどで優しく毛を取り除きます 水で洗い流します ステロイド剤を使用します 氷などで冷やします ○日焼け 日焼けは、基本的に火傷と同じ対応となりま…

続きを読む

かゆみの原因と対策。何故、かゆくなる?

体の痒みには、様々な原因があり、原因に合わせた薬を選ぶのが必要です 乾燥から虫さされ、内臓の病気まで幅広くあります 先ずは、原因を把握しましょう ○かゆみが起る原因は? ・寒さや冷たさ ・こするなどの刺激 ・温熱刺激 ・ダニなどのハウスダスト ・ストレス、悩み ・食べ物アレルギー ・洗剤などの刺激 ・運動、摩擦 ・皮膚病などの病気 簡単に見てもこれだけの原因があります こういった原因から、かゆみに発展する経緯を見ていきます ○かゆみが起る流れ ①皮膚の表皮にある末梢神経が何らかの刺激を受け、痛覚の伝達物質を放出します。これが、皮膚の真皮にある肥満細胞を刺激し、かゆみを起こすヒスタミンを放出します。 ②一方で、痛覚の伝達物質は、血管を拡張させる為、かゆみと同時に皮膚が赤くなります。 ③このかゆみが起った際、その部分を掻いてしまうとその刺激から更にヒスタミンなどの物質が放出され、かゆみが増幅します ④同時に、掻き壊された皮膚は、バリアが弱くなり、細菌が侵入しやすくなります。 ⑤侵入した細菌を排除しようと皮膚内部のリンパ球が活性化し、炎症を起こします ⑥かゆみと同時に細菌感染が起る事により、炎症が現れ、皮膚炎となっていきます ⑦皮膚の乾燥もバリア不足となりかゆみを増幅させる原因になります 因みに、皮膚のバリア機能で重要な皮脂膜は、皮脂と水分のバランスで成り立っており、水分が無くなり乾燥すると、バ…

続きを読む

皮膚薬 湿疹・かぶれ

皮膚科に来院する3人に1人は、湿疹で、皮膚病のなかでもっとも一般的な病気です ○湿疹は、外部の刺激で現れる皮膚の反応です 症状は、かゆみから赤い斑点になり、水ぶくれ、かさぶたになって治ります 湿疹の場合は、かいてはいけません。 この症状を繰り返すうちに患部の皮膚がぶあつくなり、慢性湿疹になります ○治療方法は、外用薬をぬり、殺菌して炎症をとめます。 ○脂漏性湿疹 顔や頭、脇の下などの皮脂が分泌される場所におこる湿疹 皮脂の分泌異常や細菌の感染などが原因です ・頭の脂漏性皮膚炎の場合は、ごしごし洗わず、洗髪後のリンスや整髪料は避けます ・顔の脂漏性皮膚炎は、石鹸を使って1日数回顔を洗い、鼻の脇などに浮き出た脂分をふき取ります ・貨幣状湿疹は、コインの形をした湿疹が特徴で、手や腕、足などの四股に出来ます ○接触性皮膚炎 身の回りにあるものに接触したが原因でおきます 主婦湿疹、おむつかぶれ、金属アレルギーなどがあります 主婦湿疹は、洗剤が主な原因で、洗剤の使用をやめます おむつかぶれは、皮膚を乾燥させ清潔にします ○アレルギー 体にある免疫機能が、外から侵入した異物に対して過剰に反応する為起こる異常反応です 何に対してアレルギーを起こすか体質によって異なります 湿疹、じんましん、かぶれの症状で現れます アレルギーを起こすものに触れない事が第1ですが、その為には、検査が必要です アレルギー性の皮膚炎には…

続きを読む